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住宅ローンの事前審査と本審査を知ろう!
住宅ローンの本審査とは?事前審査との違いと対策法
住宅ローンの本審査について
マイホームを購入する際、多くの人が住宅ローンを利用します。しかし、住宅ローンはすぐに借りられるわけではありません。最初に待ち受けるのが、事前審査と本審査の2つのステップです。
このガイドでは、本審査の基礎知識、プロセス、必要書類、そして本審査で落ちないための対策を紹介します。
事前審査と本審査の違い
住宅ローンを借りるには、『事前審査』と『本審査』の2つを通過する必要があります。これらの審査は、あなたがローンを完済できるかどうかを確認するために行われます。
- 事前審査:収入や就労状況、既存の借入残高などを確認する簡易的な審査。
- 本審査:健康状態や信用情報、担保価値などを詳しく調査する正式な審査。
比較表
事前審査 | 本審査 | |
---|---|---|
タイミング | 住宅購入を検討し始めたとき | 事前審査終了後、不動産売買契約後 |
審査期間 | 即日〜2週間程度 | 2週間〜1ヵ月程度 |
審査機関 | 銀行などの金融機関 | 金融機関本部・信用保証会社 |
審査内容 | 収入見込み | 健康状態、信用情報、担保物件の情報 |
本審査の詳細
本審査は、正式に住宅ローンを申し込む際に行われる詳細な審査です。完済までの返済能力や担保物件の価値などを多角的に評価し、厳密に審査します。クレジットカードの使用履歴や借入状況も確認されます。事前審査に通っても、本審査で落ちる可能性があることを理解しておきましょう。
事前審査の概要
事前審査は『仮審査』とも呼ばれ、正式な本審査の前に行われる簡易的な審査です。インターネットバンクなどでは即日返答が可能な場合もありますが、一般的には3日〜2週間程度の審査期間が必要です。審査項目は金融機関によって異なり、厳しいところもあれば緩いところもあります。
住宅ローン申請の基本的な流れ
- 住宅購入の計画
- 希望物件の仮押さえ
- 事前審査の申し込み
- 売買契約
- 本審査の申し込み
- 本審査通過後、住宅ローン契約手続き
- 融資実行/物件引き渡し
本審査での重要なチェック項目
本審査では、事前審査よりも詳細で厳格な審査が行われます。以下の点が特に重視されます:
- 借入希望金額と頭金の金額
- 返済負担率
- ローン返済完了時の年齢
- 勤務形態や勤続年数
- 勤務先の事業内容や経営状況
- 健康状態
- 担保評価
- 連帯保証
- 物件の瑕疵
- 反社会的勢力との関わり
本審査に必要な書類
本審査に必要な書類は以下の通りです:
- 本人確認書類(運転免許証、保険証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 所得証明書類(源泉徴収票、確定申告書、住民税決定通知書など)
- 物件確認書類(不動産登記簿謄本、公図、測量図など)
- その他書類(健康診断結果、連帯保証人関連書類など)
まとめ
住宅ローン審査は事前審査と本審査の2段階で行われます。事前審査に通過したからといって安心せず、本審査に向けて慎重に準備を進めましょう。審査が不安な場合は、複数の金融機関で同時に審査を受けることも検討してください。